廃車をリサイクルするときの流れ

大事に乗っていた自動車を廃車とするとき、多くは引取業者に依頼します。

廃車をリサイクルするときの流れは、まず自動車のオーナーは自動車リサイクル促進センターに掛け合います。
そして自動車リサイクル促進センターの許可を受けた後、引取業者に乗っていた自動車を渡します。
引取業者からフロン類回収業者に渡り、回収業者はそこで車に使用されているフロン類を取り除き、フロン類は自動車メーカー・輸入業者に渡します。 そしてフロン類を取り除かれた廃車は、解体業者に渡ります。
解体業者はエアバッグ類を回収して自動車メーカー・輸入業者に引き渡し、中古部品などを取り除いた後、解体された自動車を破砕業者に渡します。
破砕業者は自動車をシュレッダーマシンにかけて破砕し、金属部分とシュレーダーダストを分別します。 その後シュレッダーダストを自動車メーカー・輸入業者に引き渡します。
フロン類、エアバッグ類、シュレッダーダストの3品目を回収した自動車メーカー・輸入業者は、それらを適正に処理します。

上記の流れで出た部品や金属その他の資源でリサイクルされる量は、全体の97パーセントに達します。
リサイクルされた資源は、また車で使用されたり、公園のブランコとして使われるなど、多様に利用され無駄を無くします。