自動車の燃費が悪くなってしまう原因をチェックしよう

自動車の燃費が悪くなってしまう原因をチェックしよう

車を使っていると、燃費が悪くなったと感じることがあります。お財布にも環境にも良くないですよね。古い車だから仕方ない…と思わず、燃費が悪くなってしまう原因について確認してみましょう。

燃費の計算方法

燃費が悪くなる原因についてチェックする前に、まずは燃費の計算方法を確認してみましょう。いろいろな方法がありますが、一番のおすすめは「満タン法」。名前の通り、ガソリンを満タンにして燃費を計算する方法です。
満タン法は、以下のような手順で行います。

・最初にガソリンを満タンにする
・走行前に車のメーターパネルの「トリップメーター」をリセットする
・ある程度走行する
・再度ガソリンを満タンにする
・トリップメーターの走行距離(km)を給油量(L)で割る

例えば、走行後再度の給油で20L入った&トリップメーターが300kmという結果なら、「300÷20=15」。つまり、その車の実燃費は15km/Lとなります。このように簡単に求めることができるので、ぜひ愛車の燃費をチェックしてみてくださいね。

自動車の燃費が悪くなってしまう原因

では、自動車の燃費が悪くなってしまう原因についてお伝えします。

エンジンの不具合

エンジンの調子は、車の燃費に直結します。例えば、エンジンオイル。
エンジンオイルが足りていなかったり漏れていたりすると、エンジンの爆発力が弱まってしまい、燃費が悪くなってしまいます。それだけでなく、エンジンの焼き付きや白煙の発生が起こる可能性も…。定期的に「オイルレベルゲージ」を使って、オイルの質や量をチェックするようにしましょう。
また、エンジンの内部にカーボンが溜まることも、燃費が悪化する原因の1つ。カーボンによってエンジンが不完全燃焼を起こしてしまい、加速が悪くなります。通常のオイル交換ではカーボンを取り除けないため、整備工場やガソリンスタンドなどで除去してもらいましょう。
こちらのサービスでは、徹底的にエンジンのクリーニングをして、カーボンを取り除いてくれます。横浜で車検をお探しの方は、ぜひご利用ください。

タイヤの空気圧の低下

タイヤの空気圧が低下すると、燃費が悪くなります。タイヤがたわみやすくなる分、走行時のエネルギー効率が悪くなってしまうからです。
タイヤはゴムでできていますが、実は空気を通すという性質が。そのため、乗る頻度が高くなかったり、短距離だけの走行に使ったりしても、タイヤの空気圧は低下してしまいます。
だからといって、空気圧が高すぎてもいけません。タイヤの空気圧が過度に高いと、衝撃を吸収するためのクッション性が失われます。結果、タイヤに切り傷が生まれやすくなったり、乗り心地が悪くなったりしてしまいます。タイヤが適度な空気圧を保てるよう、心がけましょう。

センサーの故障

センサー類が故障してしまうと、燃費が悪くなってしまうことがあります。正確な計測ができずに、適切な燃料比を維持できなくなるからです。
必要以上に燃料が消費されることで、排気ガスの有害物質量が増え、臭くなります。基本的には、センサーが故障してもそのまま走行することはできますが、有害物質が排気されてしまうため車検で引っかかってしまいます。違和感があれば、整備工場で確認してもらいましょう。

まとめ

自動車の燃費が悪くなってしまう原因について、お伝えしました。愛車の燃費が悪くなってしまった方の参考になれば幸いです。他の不具合が発生する可能性もあるので、違和感があればすぐに整備工場で確認してもらいましょう。

レンチを持った作業員